はじめに

はじめに

Next.js ドキュメントへようこそ!

Next.js とは?

Next.js はフルスタックウェブアプリケーションを構築するための React フレームワークです。ユーザーインターフェースの構築には React コンポーネントを、追加機能や最適化には Next.js を使用します。

Next.js は内部で、バンドリングやコンパイルなど React に必要なツールを抽象化し自動設定します。これにより、設定に時間を費やす代わりにアプリケーション開発に集中できます。

個人開発者でも大規模チームの一員でも、Next.js を使えばインタラクティブでダイナミック、かつ高速な React アプリケーションを構築できます。

主な機能

Next.js の主な機能には以下があります:

機能説明
ルーティングサーバーコンポーネントを基盤としたファイルシステムベースのルーター。レイアウト、ネストされたルーティング、ローディング状態、エラーハンドリングなどをサポート。
レンダリングクライアントコンポーネントとサーバーコンポーネントによるクライアントサイドおよびサーバーサイドレンダリング (SSR)。Next.js による静的および動的レンダリングでさらに最適化。Edge と Node.js ランタイムでのストリーミング対応。
データ取得サーバーコンポーネントでの async/await による簡潔なデータ取得、リクエストメモ化、データキャッシュ、再検証のための拡張 fetch API。
スタイリングCSS Modules、Tailwind CSS、CSS-in-JS など、好みのスタイリング方法をサポート
最適化画像、フォント、スクリプトの最適化によりアプリケーションの Core Web Vitals とユーザーエクスペリエンスを向上。
TypeScript型チェックの改善と効率的なコンパイル、カスタム TypeScript プラグインと型チェッカーによる TypeScript サポートの強化。

ドキュメントの使い方

画面左側にドキュメントナビゲーションバーがあります。ドキュメントのページは基本から応用へ順序立てて構成されているので、アプリケーション構築時にステップバイステップで進められます。ただし、任意の順序で読んだり、ユースケースに該当するページをスキップすることも可能です。

画面右側にはページ内セクション間を簡単に移動できる目次が表示されます。ページを素早く探すには、上部の検索バーまたは検索ショートカット(Ctrl+K または Cmd+K)が利用できます。

まずは インストールガイド から始めてみてください。

App Router と Pages Router

Next.js には2種類のルーターがあります: App Router と Pages Router です。App Router は新しいルーターで、サーバーコンポーネントやストリーミングなど React の最新機能を使用できます。Pages Router は元々の Next.js ルーターで、サーバーサイドレンダリング (SSR) された React アプリケーションを構築でき、従来の Next.js アプリケーションを引き続きサポートします。

サイドバー上部には、App RouterPages Router の機能を切り替えるドロップダウンメニューがあります。各ディレクトリに固有の機能があるため、どのタブが選択されているかを把握することが重要です。

ページ上部のパンくずリストにも、App Router または Pages Router のどちらのドキュメントを表示しているかが示されます。

前提知識

当ドキュメントは初心者向けに設計されていますが、Next.js の機能に焦点を当てるため、一定の基礎知識を前提としています。新しい概念を紹介する際には、関連ドキュメントへのリンクを必ず提供します。

ドキュメントを最大限活用するには、HTML、CSS、React の基本的な理解が推奨されます。React スキルの復習が必要な場合は、基礎を紹介する React Foundations コース をチェックしてください。その後、ダッシュボードアプリケーション構築 で Next.js についてさらに学べます。

アクセシビリティ

スクリーンリーダーを使用してドキュメントを読む場合、アクセシビリティを最適化するために Firefox と NVDA、または Safari と VoiceOver の使用を推奨します。

コミュニティに参加

Next.js に関して質問がある場合は、いつでも GitHub DiscussionsDiscordTwitterReddit のコミュニティでお尋ねください。