Link コンポーネント

ウェブサイトのページ間をリンクする場合、通常は <a> HTMLタグを使用します。

Next.jsでは、アプリケーション内のページ間をリンクするために next/link の Link コンポーネントを使用できます。<Link> を使用するとクライアントサイドナビゲーションが可能になり、ナビゲーション動作をより細かく制御できる props を受け入れます。

<Link> の使用

まず、pages/index.js を開き、ファイルの先頭に次の行を追加して next/link から Link コンポーネントをインポートします:

import Link from 'next/link';

次に、次のような h1 タグを見つけます:

<h1 className={styles.title}>
  Learn <a href="https://nextjs.org">Next.js!</a>
</h1>

これを次のように変更します:

<h1 className={styles.title}>
  Read <Link href="/posts/first-post">this page!</Link>
</h1>

次に、pages/posts/first-post.js を開き、その内容を次のように置き換えます:

import Link from 'next/link';
 
export default function FirstPost() {
  return (
    <>
      <h1>First Post</h1>
      <h2>
        <Link href="/">Back to home</Link>
      </h2>
    </>
  );
}

ご覧の通り、Link コンポーネントは <a> タグの使用と似ていますが、<a href="…"> の代わりに <Link href="…"> を使用します。

注: Next.js 12.2 より前では、Link コンポーネントが <a> タグをラップする必要がありましたが、バージョン 12.2 以降ではこの要件はなくなりました.

動作を確認してみましょう。これで各ページにリンクが表示され、ページ間を行き来できるようになります: